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意外と自覚しにくいコンジローマの症状

2019年12月27日

コンジローマはヒトパピローマウイルスの感染による気づきにくい性感染症です。感染経路の多くは性器が接触する性交渉であるため、性的接触が多い人ほど感染する機会が多い性感染症と言えます。男性でも女性でも感染する性感染症で年代的には20代に多く見られます。感染すると性器や肛門周辺にイボができることでも知られています。

コンジローマに感染してできるイボは先がギザギザに尖っているという特徴があります。色は白やピンク、褐色、黒などさまざまです。イボが目視できないくらい小さい場合には気が付きにくく、イボができる以外にはほとんど自覚症状がない性感染症ですが、なかには痛みやかゆみを感じる場合もあります。コンジローマは自覚症状が出にくいため、感染しても気づきにくい性感染症としても知られています。

潜伏期間を経て症状が出始めてもイボが目視できないくらい小さい時にはなかなか気がつきにくい性感染症です。コンジローマの潜伏期間は比較的長く、だいたい2ヶ月から3ヶ月ほどです。

なかには6ヶ月くらいの潜伏期間を経て症状が出始めることもあり、潜伏期間中にパートナーにうつしてしまうこともあります。コンジローマは自然治癒することもある性感染病ですが、放置しておくとイボの数が増えたりイボができる面積が広がっていくこともあります。

また、性病を放置しておくのはパートナーに感染させてしまう可能性もあるためよくありません。仮に性交渉時にコンドームを使用しても感染のリスクはあります。コンジローマは比較的うつりやすい性感染症でもあるため特に注意が必要です。
女性のなかには陰茎がんや子宮頸がんに関わる悪性のウイルスが潜んでいることもあるため、コンジローマに感染したら早めに病院に行って治療を受けるのがおすすめです。

コンジローマを治療する際にはベセルナクリームという治療薬がよく用いられます。また、状況によってはレーザーや外科的な手術でイボを取り除く治療をすることもあります。患者さんの状況に応じてベセルナクリームによる治療と外科的な治療を組み合わせて行うこともあります。

コンジローマの治療期間には個人差がありますが、数ヶ月以上かかる場合が多いです。治療にかかる費用は治療期間中の通院回数などで変わります。コンジローマは再発率が高く治療後3ヶ月以内の再発率は25%と言われています。
イボが無くなってもウイルスはまだ残っていて再度イボを形成する可能性もあるため、治療が完了した後も再発防止のため3ヶ月くらいは通院するのが理想です。