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ジスロマックの過敏症がある方は慎重に服用しましょう

2019年10月16日
心配している男性

クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌感染が原因で起きる性感染症です。クラミジアは国内で感染者の多いポピュラーな性感染症でもあります。クラミジアは細菌感染しても自覚症状が出ないこともあるため、自分で気がつきにくい性感染症です。

さらに恥ずかしさを感じる人も多いようで、なかなか病院へ行かない人も多いようです。しかし、クラミジアは1回の性交渉で移る可能性が約50%といわれている感染率の高い性感染症でもあります。自分自身のためにも、周囲へクラミジアをうつすことを防ぐためにもできる限り早期発見して早めの治療開始が望まれます。

クラミジアの治療に効果的な作用を持っているのがマクロライド系の抗菌薬であるジスロマックです。ジスロマックはクラミジア以外に咽頭炎や急性気管支炎などの治療にも用いられるなど、幅広く使われている治療薬です。このようにクラミジアの治療薬としてよく使われているジスロマックですが、マクロライド系やケトライド系の薬剤に過敏症がある方は要注意です。

比較的副作用が少なく、ペニシリン系の抗生物質と比べてアレルギーを起こすことも少ない治療薬ですが、過敏症がある方が服用すると、初期症状として発疹や発熱、さらには進行すると肝機能障害や白血球の増加など重篤な副作用が出てしまうことがあります。そのため、過敏症がある方は担当医師にその旨を伝えて相談をした上でジスロマックの服用を慎重に検討しましょう。

クラミジアを治療するために服用するジスロマックですが、重篤な副作用が出てしまうようであれば服用を止めてジスロマック以外の治療法を探すことも考えなければなりません。自分で判断せず、担当医師としっかり相談して最適な選択をするようにしましょう。過敏症以外にも心疾患や高度肝機能障害を持っている方がジスロマックを使用する際は注意が必要です。

滅多にあることではありませんが、副作用で大腸炎による激しい腹痛や血便、間質性肺炎による空咳や息苦しさ、横紋筋融解症による手足のしびれや筋力低下、アナフィラキシーショックなどの思い症状がでることもあります。このような症状が出た場合は早急に担当医師にその症状を伝えて対応を相談しましょう。また、マクロライド系やケトライド系の薬剤に過敏症がある方や妊娠中、授乳中の方はできれば他の薬を処方してもらうなど医師や薬剤師に相談してください。早期治療の開始と用法用量を守って服用することでジスロマックの効果を最大限に発揮しましょう。