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ジスロマックの服用で下痢が続いた場合の対処法

2019年10月02日
多様な薬と瓶

クラミジアに感染した場合、治療薬として選択されることが多いのがジスロマックです。実際に病院でクラミジアと診断されて、この薬を処方された経験がある人も多いのではないでしょうか。ジスロマックは決して副作用が出やすい薬ではありませんが、もともと胃腸が弱い人など、人によっては副作用が出る場合もあります。

抗菌作用ももっているジスロマックの副作用でもっとも多いのが下痢の症状です。下痢とともに胃痛や腹痛を伴うこともあります。ただ、ジスロマックの副作用による下痢や胃痛は一時的なもので、翌日までには症状が治ることが殆どです。これは、服用後のモチリン様作用によって引き起こされているためです。モチリンとは腸内のぜん動運動を活発にするホルモンのことです。ジスロマックが属するマクロライド系の抗生物質はモチリンと構造が似ており、同じような働き方をすることがあります。

このようにモチリンと同じような働きをする特徴をモチリン様作用といいます。モチリン様作用により、腸内のぜん動運動が活発化されることで下痢の症状が起きる場合があります。但し、モチリン様作用による腸内のぜん動運動は一時的なもので長続きはしません。概ねジスロマック服用から5時間以内で下痢の症状が治まることがほとんどです。つまり、ジスロマックの副作用は服用後すぐ起きてすぐ治まるという特徴があります。ただ、滅多にないことですが、稀にジスロマックの副作用で下痢症状が長引くことがあります。一時的でなく、症状が長引く場合はモチリン様作用以外の理由が考えられます。

ジスロマックは抗菌作用を持っている薬ですが、下痢が長引く場合はジスロマックが持つその作用そのものが、腸内にある細菌によくない影響を与えてしまっている可能性が考えられます。仮にそのような場合でもある程度の時間が経過したら自然に治まることがほとんどですが、症状が強かったり一向に回復する気配がなかったりする場合は服用を中止し、医師に相談しましょう。

尚、下痢の症状が治まるまでは食事はなるべく控えることが望ましいです。長期にわたって下痢が続くと身体の水分が不足して脱水症状を起こすことがあります。また、低ナトリウム血症を起こす可能性もあります。もし下痢の症状が長引いてしまった場合は、脱水症状と低ナトリウム血症を防ぐためにスポートドリンクなどで水分を適宜補給しましょう。脱水症状を抑えるときは、お茶やコーヒーなど利尿作用のある飲み物は控えることを忘れないでください。