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カンジダ菌は常在菌なので常に気を使おう

2019年11月22日
男性を診る医者

カンジダ症はカンジダ菌に感染し主に排尿痛や性交痛として症状が出る病気です。カンジダ菌は珍しいものではなく、健康な人の体の中にもいる常在菌です。そのカンジダ菌が何かのきっかけで急激に増加してしまうとさまざまな症状が出るようになります。特に女性性器の性感染症として感染者も増加しているポピュラーなSTDです。

性感染症というと性交渉の多い人がかかるイメージが強いかもしれませんが、カンジダは性交渉の少ない人でもなりやすいという傾向があります。身体の免疫力が落ちているときにかかりやすいため、疲労時や免疫力が落ちている時は要注意です。また、生理前や性交渉の後などにもなりやすいため気をつけましょう。カンジダ菌は乾燥に弱く湿気に強い特徴があるため、通気性の悪い下着や雨などで濡れた状態の衣服を着ているのも良くありません。

なかにはカンジダになりやすい体質の方もいて、1度罹患した人の10%は再発するといわれています。また、再発は一度だけではなく度々再発する人もいるため、一度治ったからといって安心してはいけません。

代表的な症状としては、男性でしたら性器から排尿する際に痛みを感じる排尿痛、女性でしたら特徴的なオリモノが出ることがあります。通常、オリモノは臭いがしませんが感染するとチーズのような異臭がするオリモノが出ます。その他、外陰部のかゆみや性交時に痛みを感じる性交痛の症状が出ることもあります。

潜伏期間は非常に長く、すぐに発症するわけではありません。その潜伏期間は数年間に及ぶこともあるため、いつ感染したのかを特定するのは非常に難しいです。治療は膣内に入れる膣錠の服用や患部に軟膏を塗布ことによって行います。たびたび再発する人や、膣に薬を入れるのが難しい人に対しては膣錠ではなく内服薬を使いかゆみなどを抑えることもあります。但し、カンジダに使う内服薬は保険がきかない場合もあるため事前に医師にしっかり確認しましょう。

治療薬としてはフロリードDクリームやフォルカンなどがよく用いられます。フロリードDクリームは患部に直接塗布して使用します。塗布した後の手指はきれいに洗い流す必要があります。また目や口には入らないように気をつけましょう。

フォルカンは膣カンジダ治療薬ジフルカンのジェネリック薬品で、ジフルカンよりも安価で入手できます。ジフルカン同様、有効成分フルコナゾールが配合されていて同等の治療効果を期待できます。1回の経口服用で1週間程度抗菌作用が保たれる治療薬です。